著者:CEAF(シーフ)スポーツ鍼灸整骨院 代表 豊島 和城
なぜ当院に全国からスポーツ選手が集まってくるのか?
私豊島は、プロ野球個人対応及び自主トレ帯同しており、
主に
- 『横浜DeNAベイスターズ在籍選手』
- 『ヤクルトスワローズ在籍選手』
- 『阪神タイガース在籍選手』
- 『読売巨人軍在籍選手』
- 『ソフトバンクホークス在籍選手』
- 『千葉ロッテマーリンズ在籍選手』
- 『楽天ゴールデンイーグルス在籍選手』
など担当しております。
プロサッカー選手スペインチーム在籍時、海外短期帯同させていただき、
一般の方向けのパーソナル業務に加えて、芸能人、プロ野球選手、プロゴルファー、 プロボクサー、プロサッカー選手、 トライアスリート、ラクロス、相撲、水泳、ホッケー、バスケ、競輪選手など担当しております。
だからこそ、スポーツ選手は専門で見させていただいております。
プロのスポーツ選手が直面する一般的な怪我とその原因
プロのスポーツ選手は激しいトレーニングと試合によって、ひざ、腰、肘などの部位に怪我を負いやすいです。これらの怪我は、過度の使用、不適切なフォーム、十分な休息時間の欠如、または急な強度の増加によって引き起こされることが多いです。
- ひざの怪我:膝蓋骨腱炎(ジャンパー膝)、前十字靱帯(ACL)損傷、半月板損傷が一般的です。
- 腰の怪我:慢性的な腰痛、ぎっくり腰、椎間板ヘルニアがよく見られます。
- 肘の怪我:テニス肘(外側上顆炎)、ゴルファー肘(内側上顆炎)、野球肘が主な怪我です。
プロのスポーツ選手が直面する怪我は、その競技特有の動きや負荷により異なりますが、ひざ、腰、肘の怪我は特に一般的です。これらの部位は、スポーツ中の高いパフォーマンスを支える核心的な役割を果たしており、したがって、怪我のリスクも高くなります。これらの怪我の原因、特徴、および影響について詳しく解説していきますね。
ひざの怪我
- 膝蓋骨腱炎(ジャンパー膝)
- 原因:ジャンプや走る動作の繰り返しによる膝蓋骨腱への過度のストレスが原因です。特にバスケットボールやバレーボールの選手に多く見られます。
- 特徴:膝の下部、膝蓋骨のすぐ下で痛みを感じるのが特徴です。痛みは徐々に悪化する傾向があり、ジャンプや走る動作をする際に特に強くなります。
- 影響:痛みと腫れにより、パフォーマンスが低下し、最悪の場合、スポーツ活動が困難になることもあります。
- 前十字靱帯(ACL)損傷
- 原因:急激な方向転換、不自然な着地、または直接的な衝撃が原因で発生します。サッカーやスキー、バスケットボールなどの選手に一般的です。
- 特徴:激しい痛みと膝の不安定感が特徴です。多くの場合、”ポップ”という音がすることが報告されています。
- 影響:非常に深刻で、手術が必要になる場合が多く、長期間のリハビリテーションを必要とします。
- 半月板損傷
- 原因:膝を捻るような動作が原因で、特に体重がかかった状態での急な方向転換時に起こりやすいです。
- 特徴:膝の痛み、腫れ、動きにくさが特徴で、膝を曲げるときに「カクッ」という感じや音がすることもあります。
- 影響:動きの制限や膝の不安定感を引き起こし、スポーツへの復帰が困難になることもあります。
腰の怪我
- 慢性的な腰痛
- 原因:不適切なフォームでの持ち上げや、反復的な動作、長時間の座位によるものです。
- 特徴:腰周辺の痛みやこわばりが持続し、動作に制限が出ることがあります。
- 影響:日常生活に影響を及ぼし、スポーツのパフォーマンス低下を招きます。
- ぎっくり腰
- 原因:急激な持ち上げやひねり動作など、突然の不自然な動きによって引き起こされます。
- 特徴:腰部に激しい痛みが発生し、動くたびに痛みが増すことが特徴です。時には痛みが脚に放散することもあります。
- 影響:急性期には動作が大きく制限され、数日から数週間にわたって回復を要することが一般的です。適切な治療と予防措置を講じないと慢性化する恐れがあります。
- 椎間板ヘルニア
- 原因:腰への長期間にわたる圧力や、急激な力が加わることで、椎間板が損傷し、神経根を圧迫します。
- 特徴:腰から脚にかけての痛み、しびれ、または筋力の低下が見られます。特に脚への放散痛が典型的です。
- 影響:慢性的な痛みや不快感に加え、日常生活やスポーツ活動に支障をきたすことがあります。重症の場合は手術が必要となることもあります。
肘の怪我
- テニス肘(外側上顆炎)
- 原因:肘の外側にある筋肉の過度な使用が原因です。テニスプレーヤーに多いとされていますが、テニス以外のスポーツや日常生活での反復動作によっても発生します。
- 特徴:肘の外側の痛みや、握る動作での不快感が特徴です。
- 影響:手の使用に制限が生じ、スポーツのパフォーマンスに影響を及ぼします。
- ゴルファー肘(内側上顆炎)
- 原因:肘の内側にある筋肉の過度なストレスが原因です。ゴルフプレーヤーに多いとされていますが、重い物を持ち上げる動作などでも発生します。
- 特徴:肘の内側の痛みや、特定の動作時の不快感が特徴です。
- 影響:握力の低下や手の使用に制限が生じることがあります。
- 野球肘
- 原因:投球動作などの反復的なストレスにより、肘の内側にある靭帯や筋肉に損傷が発生します。
- 特徴:肘の痛みや腫れ、投球動作時の不快感が特徴です。
- 影響:投球能力の低下や、肘の可動域に制限が出ることがあります。
これらの怪我は、適切な予防策としてトレーニングの見直し、適切なウォームアップとクールダウン、適切な休息の取り方や適切なケアを行うことが重要です。特にプロのスポーツ選手にとっては、身体を最大限に活用し続けるために、これらの怪我に対する適切な知識と対策が不可欠となっております。
スポーツ専門としての怪我に対するアプローチと治療方法
怪我のケアと再発防止には、スポーツ専門の適切なケアと治療計画が必要です。
病院などの受診により
- 診断をしてもらいます:MRIやX線などの画像診断を用いて、怪我の種類と程度を正確に把握します。
ケアプランとして
- 急性期の場合:RICE処置(Rest=安静、Ice=冷却、Compression=圧迫、Elevation=挙上)を基本とし、必要に応じて物理療法を行います。
- 整体ケア:痛めた箇所を修復させるプログラムで的確に痛みに整体治療を行います。さらに機能回復を促し、強化運動から可動域を増やす運動、バランス訓練などを行います。
- 再発防止:怪我をした部位の筋肉強化を目的とし、運動フォームの改善なども行っております。
- 自宅でのケア:ストレッチや軽い強化運動を定期的に行い、適切な休息を取ることが重要です。
やはり、大事なのはいかに早く復帰できるか、です。
そのケアをすることによって、最短で試合に戻れるよう最大限治療尽くします。
豆知識!簡単に自宅でできる予防法を伝授します
スポーツ選手は自宅でも簡単にできる予防のケアを行うことで、怪我の予防ができるようになります。
・猫背解消ストレッチ
両手の手のひらを外側へ返して腰の後ろで指を組んだら、手を上へ少しずつ上げていきます。さらに腕は高い位置まで上げなくても大丈夫です。肩を後方に張って胸を大きく開くように肩や腕を反らせながら気持ち良い感じで伸びていけばOK。腕を上げた状態で20秒、少しずつ余裕があれば1分キープしましょう。
さらに頭の後方で、左手で右の肘を持ちます。そして上体を左前方に倒したら、倒した状態をキープしてください。「姿勢筋」と呼ばれる背中の筋肉のストレッチをやっていきましょう。二の腕を伸ばすだけでなく、上体を斜め前に倒すことで背中の大きい筋肉もしっかり伸びます。反対側も同様にしてみてください。
・脱力ストレッチ
肩甲骨をしっかり床につけるイメージでしてくださいね。両手を開いて仰向けに寝転がってください。次に両足を揃えた状態で曲げ、右に倒していきます。背中が浮く場合は無理に脚を地面に付けなくてOK。左側の腰回りの気持ちの良い感じの伸びを感じてみてください。反対側も同様にしてみましょう。
今度は、寝転んだ状態から両脚を曲げて左向きに倒します。それから左のかかとで右膝を上から押え、右脚の付け根の前や横の筋肉を伸ばします。身体が固い人は腰が浮いてくるので、上体を起こして実践してもOKです。反対側も同様に伸ばしてきましょう。
・むくみの解消ストレッチ
椅子に座って両脚を軽く開き、左手の手のひらで右膝を固定するように押えて、そのまま右手をまっすぐ伸ばしながら右上半身を捻って後方に向けます。下半身から上半身にかけて、身体を両側から引っ張られるイメージで大きく開いて。反対側も同様に伸ばします。
少しでも自宅で体のリラックスを心がけて怪我予防をしてみてくださいね。
そして、私たちが行うスポーツ専門の施術で様々な症状が改善するのかというと、長年スポーツ現場の第一線で活躍してきた様々な経験と技術を駆使して、全身の不調を整え、本来の自然治癒力を高めることで、根本改善へと導いていきます。
10年間で述べ人数8万人を対応してきた経験から磨かれたアプローチの方法で現役プロスポーツ選手が支持する理由が、治療を受けていただくとご納得頂けます。
ぜひ八王子でスポーツのケア整体ならCEAFスポーツ鍼灸整骨院まで。
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